どんなつらい時も、しんどいって思ってるときも、

家に帰って、子どもの顔を見ると 心が芯の方から、じわっと暖かくなる感じがするんです。

「ありがとう」

って思います。

多分、子どもたちは何も思っていないはずです。

だって、帰ってきてすぐに

「おかえり!ガチャガチャしてきた?」

って聞いてくるくらいですから(笑


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ナゼでしょうかね?


子どもたちが全員そうではないのです。


公園で子供をみて、かわいい と思うこともありますけど、

断然、確実に自分の子供が可愛い

親バカ と言われればそれまだかもしれないのですが、

この世の中親バカだらけじゃないですか

というか世の中、親バカだらけで良いのですよ。

むしろ自分の子供を愛せないのはつらすぎる。。。親も子供も



だから、親の愛情は自分たちの子供に全力で注げば良いと思ってます。






逆に、子供が悲しんでいるときは、自分のことのように辛くなることがあります

(いたずらとか喧嘩とか、悪いことをして泣いているときは別ですよ)

何か悲しいことがあって、目から涙が溢れてくる子供を見て、

なんだか自分のことのように悲しく思ってしまうのです

  • 大切にしていたオモチャが壊れてしまったり
  • 最後に食べようと思っていたおかずを床に落としてしまったり
  • お母さんを呼んでも出かけていていなかったり

おそらく、自分の感情移入できる存在として、一番近いのが自分の子供なんだと思います。

そしてその感情移入のしやすさは、子どもたちと過ごしている時間に比例していると思います

だから、父親よりも母親(妊娠期間もありますからね)、そして仕事をしている親よりも、
産休や仕事を休んでいつも一緒にいる親の方が、感情移入しやすいかもしれません


まあでも、親の心子知らず ですから、子どもがこちらがどう思っているかなんて何のその。。

だから、自分がこんなに思っているのに!!というのは子どもたちには伝わってませんw

強烈な片思いかもしれないですね)


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あと、子どもは感受性が豊かですよね

ほんと、皮膚に感情が張り付いているんじゃないかと思うことがあるくらい、

喜怒哀楽のメータが振り切れます

笑っていたかと思うと、次瞬間、怒っていて、ちょっと顔を洗って戻ってみると泣いていたり

「おま、ちょ、すごいなっw」

って感じです


幼稚園から小学生の高学年にかけて、感受性の感度は落ちていく感じがしますが、

それでもやっぱり自分に比べるとすごく高い

だから、僕はそんな彼らの感覚になんとか接続したいなっていつも思っています。

  • なんで子どもは泣いたのか、
  • 何を面白いっておもったのか
  • キレイに見えるものは何か
  • 美味しいと思ったものは何か?
  • どうやって学習するのか?

すごい新鮮なんですよ。

僕も彼らくらいの年齢の頃には持っていたはずですが、今は見る影もありません

(今の僕にあるのは会社や仕事に対する黒い渦のような感情くらいで、、、)

だから、彼らの見ているもの聞いている音、触っている感覚、味覚、、そういったものを

同じように経験して、彼らの感覚につながる訓練をしています。

言わば、感覚の再訓練ですね。教官は子どもたち。そのため、この歳になって、いろいろと、気付かされることが多い気がします。

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ただ一つ、気になることもあります

いまの子どもたちの成長の先に、今の僕がいるのだとしたら、

なんだか、大事なものを失ってしまう気がするのです。

多分それは、社会や一般の大人により個人が消えていく感覚です

つまり、いま幼稚園に行くと、本当にいろいろな子どもたちがいます。個性しかないんですよ

でも今の僕の勤めている会社にはそんな人は殆どいません。一般化された人の集団です



僕は、それがすごくつまらない。そして多分、僕自身もそうなってしまっている。
(そんな不安から、そこから抜け出したいという思いもあって、子どもたちの感覚に接続したいと思ってる)


子どもたちから そういう個、が消えてしまうことに対する不安


これに対して、親がしてあげられることを全力でサポートしたいと思ってたりします。

そのサポートの一つが、自分が楽しいと思うこと、没頭してしまうことを見つけてもらうこと。

実行するのは子どもたちですけど、環境を整えてあげるのは親ですからね





僕自身も子供と一緒に見つけようと思ってます。自分の没頭してしまうもの


最近わかってきたのです。

僕が没頭してしまう瞬間は、何かを作っている時。

DIYでも3Dプリンターでもダンボール工作でもプログラムでも、

作っているときは、時間を忘れている気がする。




子どもが大きくなるのは早い。

目を離すと、大きくなって、重くなって、「大人顔負けのかっこいいこと」を言い出す

だから、なるべく目を離さないように、一緒に成長していきたい



下記の本は、読んでためになりました。男の子ってやんちゃで大変っていうけど
心持ち一つで楽しくなりますよ