はじめに
前回はビー玉を転がすおもちゃを作りました。3Dプリンターで、ビー玉を転がすオモチャをつくる
やっぱり動くものは子どもたちの食いつきがいいですね。そこで今回は、自動販売機を作ろうと思います
もちろん動くものにしたいので、ギミックを組み込みます
- お金を入れて
- ボタンをおすと
- ジュースが出てくる
そういうものを作りたいと思います
機構設計
設計ポイントとして、今回は2点ほどあります- お金を入れることでボタンが押せるようになる
- ボタンを押すと、ジュースが出てくる。
僕が購入したのはこれです
お金を入れるとボタンが押せる構造
枠

ボタン

枠の一番右側部分にばねを入ことで、通常はボタンが枠に引っかかって押せないようにします
枠が左から右に押されることで、枠がずれてボタンを押せるようにします。

枠を押し込む仕組みとしては、コイン投入によりコインの厚みで押し込むようにします
ボタンを押すとジュースが出てくる構造
かぎ爪のような引っ掛かりを上下2つ用意して、ボタンを押したときに
下のほうは引っ込み
上のほうは出てくる
構造をつくります。これにより、引っかかっていた一番下のジュースの缶は落ちて、
下から2番目のジュースの缶は引っかかって落ちてこなくなるようにします
上側のカギ爪

下側のかぎ爪



3DCAD設計
最終的な形はこうなりました
メインモジュールの前面
大きく3つ作ります- ボタン枠を支えるスライド用の部分
- ボタン用のギミックを支える支柱部分
- ばねを固定する部分


メインモジュールの後面
背面部分には以下をつくります- ボタンのかぎ爪をだす穴
- ギミック用の支柱を受ける部分
- ジュースの缶をいれる穴
- ジュースが出てくるときに転がる坂



コインモジュール
コイン投入口にはメインモジュールのボタン枠の先端部分を出すことで、コイン投入時に枠を押し込む仕組みにします



缶

コイン
コインの厚みがボタンの枠を押し込む長さになります
蓋





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